市内に残る3基の前方後円墳の一つで、前期古墳(4世紀頃)の古墳と考えられている。前方部に子ノ神社があり、後円部には盗掘坑もあるので形はかなり崩れているが、長塚古墳・神明塚古墳とともに、この地域への古墳文化の普及を知る上で貴重な古墳である。
この古墳に葬られた人は、その規模から当時のスルガの国の有力な豪族だと推定され、その権力を誇示するために前方後円墳を造営したと思われる。
昭和45年2月に市の指定史跡となっている。
このページに関するお問い合わせ先
教育委員会事務局文化振興課文化財センター
〒410-0106 沼津市志下530
電話:055-935-5010
ファクス:055-933-1270
メールアドレス:cul-bunkazai@city.numazu.lg.jp