町の名前はむかしのままで北側を上本町、南側を下本町と称していましたが、上本町は現在、本町となっています。
江戸時代はこの通りの東側と西側に家並みが続き、本陣、脇本陣、旅籠などが軒を連ねていました。
旅宿の規模は年代により変化していますが、明治の初めには沼津宿の旅籠55軒のうち、44~45軒がこの地域に集中していたと言われています。
その後、明治22年に東海道本線が開通してからは、宿泊客が減り、旅籠は転廃業するようになりましたが、それでも明治末年までは本町通りは芸者屋やお茶屋などがあって、沼津町で最も賑やかな場所でした。
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