東海道本線沼津駅が明治22年に開設され、駅前から南に道路ができ、この地域を条内町と称しました。この通りは明治28年ごろには約50戸に達し、新たにまちづくりが始められ、一時期集成町と称していました。
そして、間もなく城岡神社を境にして上土町寄りを追手町一丁目、沼津駅寄りを二丁目と改称しましたが、当初は現在の旧国道一号から南側、上土町までは人家はありませんでした。
その後、この地域に人家が集まり始めましたが、この人たちは追手町一丁目の町内会に参加しなかったため、昭和に入ってから町名を「大手町」と改称し、旧国道一号から南側のこの地域を一丁目、北側を二丁目、三丁目と改めました。
現在の大手町三丁目、四丁目、五丁目がこれらの地域に当たります。
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明治末年ごろの大手町
(駅前広場から南方を写したもの)
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