ここから本文です。

原町と合併

2018年4月1日更新

大正12年(1923年)に誕生した沼津市は、昭和19年(1944年)片浜・静浦・大岡・金岡の4か村を合併、人口96,000人余を擁することになった。昭和28年(1953年)に公布された町村合併促進法をうけて、昭和30年(1955年)には愛鷹・大平・内浦・西浦の4か村を合併、人口は一躍13万人を超えた。同じ年原町は浮島村と合併したが、昭和43年(1968年)にはその原町とも合併、人口は18万人となった。昭和50年(1975年)までに人口は20万に達した。

高度成長期、地域社会はかってないほどの変貌をとげた。耕地や山林は宅地や工業用地と化し、一面の田んぼだった沼津駅から根方の集落までの間が住宅で埋めつくされ、愛鷹山の上へ上へと開発が進んだ。駅北や愛鷹山麓には、矢崎電線・藤倉電線・明電舎・リコー・富士通などの大工場が進出した。農業や漁業の就業者は激減し、代わって第3次産業の従事者が増加した。沼津駅前には昭和30年代以降外部資本による大型デパートが進出、現在は自家用車の普及により駅北や郊外の商店も集客力を増している。東名高速道路と沼津インターの開設は沼津の経済に大きな効果を与えたが、新幹線三島駅の開設は県東部における沼津の地位を相対的に低下させた。

1980年代から1990年代に始まった国際化・情報化の波は今後ますます加速することが予想され、その中で沼津市も21世紀に向けた新たな対応が求められている。

このページに関するお問い合わせ先

教育委員会事務局文化振興課

〒410-8601 静岡県沼津市御幸町16-1
電話:055-934-4812
ファクス:055-931-8977
メールアドレス:cul-sinkou@city.numazu.lg.jp

Copyright © Numazu City. All rights reserved.

上へ戻る