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若山牧水記念館

2007年12月8日更新

開館時間
9時~16時30分
休館日
毎週月曜日(祝日に当たる日はその翌日)
年末年始(12月29日~1月3日)
観覧料
大人 200円
小人 100円(ただし、沼津市内の小中学生は無料)
連絡先
沼津市千本郷林1907-11
電話:055-962-0424
ホームページ
沼津市若山牧水記念館

明治18年(1885年)宮崎県に生まれ、延岡中学を卒業して早稲田大学に入学後、尾上柴舟門に入った若山牧水は、歌集『別離』が世に認められ彗星のように歌壇に登場した明治~大正の代表的な歌人である。旅と酒をこよなく愛し、生涯に1,800首の短歌と詩情豊かな紀行文を残している。大正9年(1920年)の夏、一家をあげて沼津に移住、初め香貫山西麓(沼津市民文化センター北側)に住んだ。その後、大正14年(1925年)風光明媚な千本松原の近く(現在の西松下町)に約500坪の土地を購入して住宅兼事務所を新築し移住した。沼津でもっとも愛したのは千本松原で、最後までその朝夕の散歩を楽しみ、沼津周辺の風物を歌い続けた。昭和3年(1928年)秋、この家で永眠。千本松原にゆかりの深い千本山乗運寺に葬られた。

その歌人若山牧水の誕生から永眠までの足跡と、その輝かしい仕事の数々を一堂に集め展示した記念館で、その建設は「沼津牧水記念館建設発起人会」の結成に始まる。沼津に牧水記念館を建てる運動は、30有余年にわたり牧水顕彰活動を続けてきた沼津牧水会が中心となり、各界有志二百数十人により設立されたこの「沼津牧水記念館建設発起人会」によって進められた。同会の6年間にわたる募金活動により集められた6千万円が沼津市に寄付され、これにより沼津市は牧水にゆかりの深い千本松原の一角に「沼津市若山牧水記念館」を建設することとなった。記念館は、没後60年の昭和62年11月にオープンし、牧水を偲ぶ多数の人々が訪れている。

このページに関するお問い合わせ先

教育委員会事務局文化振興課文化財センター

〒410-0106 沼津市志下530
電話:055-935-5010
ファクス:055-933-1270
メールアドレス:cul-bunkazai@city.numazu.lg.jp

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