法華宗で、大本山光長寺の末寺である。慶長9年(1604年)の創建で、開基は日典という。日典は俗名を市川七郎左衛門家吉といった。
当時の三枚橋城主大久保治右衛門忠佐はあつく法華宗に帰依し、自ら当寺を大久保家の菩提寺と定め、慶長9年12月19日、寺領として田畑2反5畝18歩を寄進した。慶長10年には本堂・庫裡が建造された。境内に忠佐の墓碑が存する。
なお、忠佐が使用した陣太刀2振・槍1筋・馬具3組・大久保家譜などが所蔵されている。
妙傳寺山門
大久保忠佐墓
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