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都市施設とは?

2019年4月1日更新

都市施設とは、道路、公園、下水道など安全で快適な都市生活と機能的な都市活動に欠かせない公共施設で、都市としての根幹を形成するものです。都市施設のうちで、土地利用や交通の将来的な見通しを勘案し良好な都市生活を保持し、円滑な都市活動を確保するために必要なものについて都市計画で定めます。

道路

道路は、都市の骨格を形成する重要な施設であり、それは自動車交通のためだけでなく、防災、都市環境の保護、また上下水道や電気・ガスの埋設場所など多くの役割を担っています。都市計画道路は、将来の発展を予想して都市計画法に基づき決定される道路網の計画であり、沼津市においては昭和9年に決定されて以来、市街地の拡大などに対応した数次の変更を経て、62路線147,990メートルが計画決定されています。

上石田交差点の画像

沼津南一色線(リコー通り)

駅前広場

駅前広場は、鉄道とバス、タクシー、乗用車などの交通機関との結節点として鉄道駅前に設けられる広場で、駅前における安全かつ円滑な交通の確保、交通機関相互の乗り継ぎの利便性の増進などを目的として設けられるものです。

沼津駅南口の駅前広場の画像

沼津駅南口の駅前広場

都市高速鉄道

都市高速鉄道とは、都市における鉄道のうち、都市計画上必要な都市施設として都市計画法に基づき計画されたものをいいます。沼津市においては、東海道本線の約15キロメートル、御殿場線の約2.4キロメートルを都市計画決定しています。
鉄道高架事業は、地上にある鉄道を一定の区間連続して高架化し、南北交通の円滑化、都市機能の集積を図る土地利用の促進、周辺市街地との一体的・総合的な都市基盤整備などを実現可能にします。沼津市では、東海道本線の約3.7キロメートル、御殿場線の約1.6キロメートルを高架化します。これによって幹線道路の8路線が立体交差化されるとともに、13箇所の踏切が除去され人や車の流れが円滑になります。

鉄道高架計画図

鉄道高架計画図 鉄道高架計画断面図 高架断面図 駅部、東海道本線(一般部)、御殿場線(一般部)
  • 4車線道路 イメージ(高架、道路)

    4車線道路 イメージ(高架、道路)

  • 高架下利用イメージ(公園利用)

    高架下利用イメージ(公園利用)

公園

都市における公園や緑地は、市民の憩いやレクリエーションの場として、また災害時の避難場所等の機能を持ち、さらに良好な環境を保全し、安全で快適な都市生活を営む上で欠くことのできないオープンスペースとしての役割を果たす都市施設です。沼津市の都市計画公園及び緑地は、69箇所が計画決定されており、市民1人当たりの面積は約17平方メートルとなっています。

愛鷹運動公園、御用邸記念公園(東附属邸)

下水道

下水道は、公衆衛生の向上とともに川や海など公共水域の水質保全を図る大切な役割を担っており、人々が快適で衛生的な生活を営むために欠かすことのできない都市施設のひとつです。沼津市では、昭和43年度から下水道整備事業に着手し、これまでに中部処理区・久連処理区・内浦処理区の整備がほぼ完了し、現在は、狩野川流域下水道の西部処理区の整備とともに狩野川左岸処理区の整備事業を着々と進めています。

下水道の役割

水質の保全

汚れた水を処理場できれいにし、水遊びのできる川や海となります。

子どもが橋の上からごみだらけの川を見ているイラスト 子どもが橋の上からきれいな川を見ているイラスト

生活環境の改善

トイレの水洗化により、衛生的で快適な生活をおくれます。また、汚いドブや水たまりがなくなり、周辺環境が改善されます。

女の子がトイレの水を流しているイラスト

雨水の排除(浸水の防止)

市街地の雨水を排除し、浸水被害を防ぎます。

男の子が浸水した道路を傘をさしながら歩いているイラスト 女性が傘をさして排水溝を眺めているイラスト

このページに関するお問い合わせ先

都市計画部まちづくり政策課

〒410-8601 静岡県沼津市御幸町16-1
電話:055-934-4760
ファクス:055-933-1412
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