リノベーションまちづくりとは、空き家、空店舗、空きビル及び空き地等の既存の建物や土地(以下、遊休不動産という。)をリノベーション手法による活用を行い、遊休不動産の再生と質の高い雇用の創出等を掛け合わせ、新たな産業振興と地域コミュニティの再生を図ることを目的としているまちづくり事業です。
新しい使い方を民間が主導して行う取り組みを行政がサポートするという公民連携の取り組みで、遊休不動産をリノベーションすることでエリアの価値を高めるという本事業を推進していきます。
地域創生施策としての位置づけ
平成26年11月28日に施行された「まち・ひと・しごと創生法」に基づき策定した「沼津市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略」に本事業を位置づけ、取り組んでいます。本年度(平成27年度)、リノベーションまちづくりが地域創生上乗せ交付金事業として選定されました。
リノベーションとは
リフォームとよく比較されますが、
- リフォームは「使い方を変えずに元の形を復元すること」
- リノベーションとは「元とは違う使い方、空間体験を創出すること」
と考えています。
リノベーションまちづくりは「まちに増える遊休不動産をリノベーションの手法を用いて再生し、新しい使い方、新しい空間体験を生み出す」という個別の取り組みを一定エリアに集中的に、面的に展開して「雇用の創出」「コミュニティの再生」「エリアの価値向上」「地価の向上」などに結びつけるまちづくりで、まちをリノベーションしようとするものです。
従前のやり方より「建て替えなどと比べて初期投資を抑制できる」「事業のスピードが圧倒的に早い」などの特徴があり、全国に広がっています。
公民連携の推進
民間主導によるまちづくりを進め、雇用創出と居住者増加の相互作用による好循環なまちを実現するため、下記4つの事業を進めています。
- リノベーションまちづくり
- まちなか起業の支援
- まちづくりファンドによる支援
- 公共施設公民連携
関連リンク
先進的に取り組んでいる自治体
- 北九州市(外部リンク)
全国で先駆的に、平成23年度から小倉魚町を中心にリノベーションまちづくりを進めており、遊休不動産の再生や、雇用の創出が図られています。
近隣でリノベーションまちづくりに取り組んでいる自治体
- 熱海市(外部リンク)
リノベーションスクールも開催され、複数の対象物件のリノベーションが行われています。 - 浜松市(外部リンク)
リノベーションスクールも開催され、不動産オーナーなどによるリノベーションまちづくりが行われています。
このページに関するお問い合わせ先
都市計画部まちづくり政策課
〒410-8601 静岡県沼津市御幸町16-1
電話:055-934-4886
ファクス:055-933-1412
メールアドレス:ppp@city.numazu.lg.jp