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特定健康診査について

2024年4月2日更新

沼津市の国民健康保険に加入している40歳以上の人が受けられます。

特定健康診査(メタボ健診)の特徴

特定健康診査はメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した健診で、生活習慣病になる前の「予防」を重視していることが特徴です。
特定健康診査を受けた後は、その結果をもとに生活習慣の見直し、改善につなげることが重要です。メタボリックシンドロームのリスクが高い人は特定保健指導を利用しましょう。保健師・管理栄養士等が対象の人のライフスタイルに合わせたサポートを行います。対象となる人には、個別にご案内をいたします。

メタボ(内臓脂肪症候群)とは?

肝臓や腸などの内臓の周りに脂肪が溜まり過ぎた状態(内臓脂肪型肥満)に加え、動脈硬化の危険因子(高血糖・高血圧・脂質異常)が複数存在する状態です。これは、生活習慣病の一歩手前の状態と言えます。

メタボ(内臓脂肪症候群)はなぜこわいの?

メタボリックシンドロームのこわいところは、一つひとつの危険因子は、まだ病気とは言えない軽度の異常であっても、それを併せ持つことで動脈硬化が進行し、心疾患や脳血管疾患など命にかかわる病気を引き起こす危険性が急激に高まることです。

誤解していませんか?特定健康診査Q&A

やせているから、特定健康診査は関係ないと思っていませんか?
やせているから健康とは限りません。
特定健康診査では、メタボリックシンドロームかどうかが分かるだけではなく、肝機能や腎機能に異常がないかや、貧血の危険性の有無なども確認することができます。
定期的に通院中なので、わざわざ健診を受けなくてもいいと思っていませんか?
特定健康診査は通院中の人も対象になります。病気にならないために、いち早く異常を発見するための特定健康診査と、病院で治療の一環として受ける検査とは、目的が違います。主治医などに相談の上、受診してください。
去年の健診では全く異常がなかったので、今年は受けなくてもいいと思っていませんか?
去年大丈夫だった人も、自分が知らない間に体の状態は変化していきます。生活習慣病は、自覚症状がないままに進行するのが特徴ですので、毎年の健診で、いち早く自分の体の変化に気づくことが大切です。
受けなくても、困ることはないと思っていませんか?
まず、あなたの健康状態が把握できません。早くに自身の体の異常に気づけずに生活習慣病を発症すると、通院や治療に多くの時間やお金がかかる可能性があります。医療費が増大すると、結果的に皆さんの支払う保険料(税/掛金)も高くなります。

なぜ 今、特定健康診査が必要なのか?

現在、国民医療費が膨大になり、国民皆保険制度が崩壊する恐れが出てきています。できるだけ医療費を抑え、国民皆保険制度を維持していくために、医療費の高騰の原因とされる糖尿病などの生活習慣病の医療費(総医療費の約25%を占める)を抑える目的で、国全体の生活習慣病予防対策として、「特定健康診査」が導入されました。
健診で自分の体の状態を知ることが、自分の健康を守るための第一歩です。どなたも、積極的な受診を心がけてください!

人間ドック等結果の提出のお願い

特定健康診査以外の職場の健診や個人で人間ドック等を受診された(受診される)人で必要な検査項目を実施している場合、健診結果のコピーの提出にご協力ください。結果を任意で提出していただける人は健康づくり課(電話:055-951-2460)までご連絡ください。

『沼津市国民健康保険特定健康診査等実施計画』は、下記のリンク先から閲覧できます。

このページに関するお問い合わせ先

市民福祉部健康づくり課

〒410-0881 静岡県沼津市八幡町97
電話:055-951-3480
ファクス:055-951-5444
メールアドレス:kenkou@city.numazu.lg.jp

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