血圧とは、「全身を循環する血液が、血管壁に与える圧力」です。心臓が収縮して、血管壁内圧が最大になった時血圧を最大(収縮期)血圧といい、心臓が拡張して、血管壁内圧が最小になった時が最小(拡張期)血圧です。
血圧は、夜間は低く朝方は高めなど食事や行動、感情、気温や季節などの条件で1日の中でも変動があります。ふだんから自分の血圧値を知ることは、健康状態を知る有効な手段ですので、家庭で血圧測定を習慣づけることはとても大切なことです。
家庭血圧測定のすすめ
- 血圧計を選ぶときは、できるたけ上腕で測るタイプを選びましょう。
- 朝1回、夜1回の1日2回、できるだけ同じ時間に毎日測りましょう。
- 朝は、起床後1時間以内で排尿を済ませたあと座位で1~2分ゆったりとしてから測ります。服薬がある人は、服薬前に測定しましょう。
- 夜は、就寝前に座位で1~2分ゆったりとしてから測ります。
- カフ(圧迫帯)は、下端がひじの中心から指1本上にくるように素肌の上に巻く。巻く強さは指が2本はいる程度にしましょう。
- 上腕と心臓を同じ高さにしましょう。(クッションなどをしき、腕を安定させ、肘を伸ばす。)
- 測定終了後「血圧記入表」等に記録を残しましょう。
家庭血圧測定の利点
家庭血圧測定は、病院など場所を変えただけで家庭で測定する血圧値より高値を示す場合(白衣性高血圧)や病院では血圧値は正常値だが、家庭で測定すると高血圧を示す数値となる場合(仮面高血圧)などを発見する手立てとなります。
あなたの血圧を判定します。
血圧をチェックしてみよう
あなたの測定値を入力してください。(半角数字)
(参考)日本高血圧学会の血圧の基準値
- 正常血圧
- 120/80mmHg未満
- 正常高値血圧
- 120~130/80mmHg未満
早めに生活習慣を見直しましょう。 - 高値血圧
- 130~140/80~90mmHg未満
生活習慣を改善しましょう。
測定値について相談したい方は、保健師による指導も受けられますので是非ご活用ください。
沼津市保健センター電話健康相談
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