ファルマバレープロジェクト(Pharma valley project)とは
「健康長寿世界一」を目指し、静岡県東部地域を中心に取り組まれている富士山麓先端健康産業集積プロジェクト。静岡県は医薬品・医療機器の生産が全国トップクラスで、県東部地域には製薬・医療機器工場が数多く集まっています。 また国立遺伝学研究所をはじめとする研究所、全国屈指の温泉など保養・リゾート地が数多くあり、この恵まれた資源を活かし、医療健康産業の集積と振興を図るため、医療からウエルネス産業にいたる世界トップレベルの研究開発が静岡県を中心に取り組まれています。
ファルマバレープロジェクトの概要プロジェクトのあゆみ
平成13年 | ファルマバレー構想策定 |
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平成14年 | 第1次戦略計画の策定(~平成18年度):始動期-基盤の整備 県立静岡がんセンター開院 |
平成15年 | ファルマバレーセンター開設(プロジェクト推進中核支援機関) |
平成16年 | 文部科学省「都市エリア産学官連携促進事業(一般型)採択 東京工業大学、東京農工大学、早稲田大学と包括事業連携協定締結 |
平成17年 | 県立静岡がんセンター研究所開所 |
平成19年 | 第2次戦略計画の策定(~平成22年度):成長期-地域企業の参入促進 |
平成22年 | 慶応義塾大学と包括的事業連携協定締結 |
平成23年 | 第3次戦略計画の策定(~平成32年度):自立的発展期-国内外への製品販売 「ふじのくに先端医療総合特区」が地域活性化総合特区に指定 |
平成25年 | 「富士山麓ファルマバレー戦略推進地域」が地域イノベーション推進地域(国際競争力強化地域)に指定 「ふじのくに先端医療総合特区」が国の総合特別区域評価・調査検討会より 全国最高評価を受ける(平成24年度 評価A、5.0点) |
平成26年 | 「ふじのくに先端医療総合特区」が国の総合特別区域評価・調査検討会より 2年連続で全国最高評価を受ける(平成25年度 評価A、5.0点) |
平成31年 | ふじのくに医療城下町推進機構公益法人化 |
令和3年 | 内閣府総合特区計画拡大(山梨県甲府市他6市町を計画区域に追加) 第4次戦略計画の策定(~令和7年度):医療城下町の更なる発展 |
市内企業の取り組み
ファルマバレープロジェクトでは、地元企業との交流により多くの成果が生まれています。沼津市内においても、創業時から医療産業に従事していた企業だけでなく、異業種から新たにファルマバレープロジェクトに参入する企業も増えています。平成23年から始まった第3次戦略計画(~平成32年度)では、地域企業の世界展開を支援することでプロジェクトのさらなる飛躍を目指しています。
市内企業の成果
患者負担を軽減したガイドピン式経皮骨針生検セット
株式会社ホリックス(外部リンク)誰でも簡単に人工呼吸できるQQセーバー
東海部品工業株式会社(外部リンク)
沼津市の支援制度
地域産業の振興及び就業の場の確保を図るため、市内に医療関連産業の立地を行う企業等を応援します。
助成制度を活用した企業
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パシフィック電子株式会社
加温加湿器や吸引機など医療機器の開発及び製造を行う。 -
株式会社キャンバス(外部リンク)
抗癌剤の研究開発を行っている創薬バイオベンチャー企業。 -
株式会社ホリックス(外部リンク)
日本人の骨格に合わせて開発した人工関節などの製造を行う。
関連リンク
このページに関するお問い合わせ先
産業振興部産業政策課
〒410-8601 静岡県沼津市御幸町16-1
電話:055-934-4744
ファクス:055-933-1412
メールアドレス:sangyo@city.numazu.lg.jp