都市計画道路沼津南一色線は、沼津市北部地域の東名高速道路や東駿河湾環状道路などの高規格幹線道路と主要幹線道路と市街地を結ぶ主要幹線道路であり、沼津市では平成8年より整備事業を進めてきました。
その過程で道路の予定路線上に高尾山古墳が発見され、発掘調査を行ったところ西暦230年頃に築造された東日本では最古級の前方後方墳であることが判明しました。
高尾山古墳の墳丘の長さは62メートルと、初期の古墳としては最大級であることから、邪馬台国(やまたいこく)と対抗していた狗奴国(くなこく)の有力者(王)の墓とする説も浮上しています。
高尾山古墳上空(※1)
副葬品(※2)
※1 埋葬施設の調査が終了した高尾山古墳を後方部北側上空から見る(平成21年11月)
※2 高尾山古墳の王が黄泉の国への旅立ちにあたり携えていた品々(副葬品)
- 左上 青銅鏡
- 左下 朱が塗られた勾玉
- 中央下 鉄製のやりがんな
- 右下2点 鉄製の槍
このため、沼津市では高尾山古墳の保存と道路整備の両立を目指し、学識経験者などからなる協議会を平成27年9月に発足させ、全3回の議論を行ってまいりました。(協議会における資料、議事内容等についても、沼津市ホームページで公表しております。)
今後沼津市では、協議会での議論を踏まえつつ関係機関と調整を行い、具体的な整備方針を決定していく予定です。
未来に向けてこの貴重な高尾山古墳を保存・活用していく整備を進めるため、皆様の寄附・ふるさと納税のご協力をお願いいたします。
寄附金を充当する対象
ご寄附を充当する対象は以下の2項目を考えております。
- 古墳の保全や埋葬品の展示等に必要な整備費用
- 古墳を破壊しないため、追加的に必要となる周辺整備費用
寄附金の募集期間
随時受け付けます。
寄附金額
一件 1,000円以上
寄附(ふるさと納税を含む)の申し込み
寄附申出書にご記入いただき、郵送、ファクス、メール、ご持参のいずれかの方法で、沼津市役所 観光戦略課にお申し込みください。
申し込み先
〒410-8601 沼津市御幸町16番1号
沼津市役所 産業振興部観光戦略課
ファクス:055-933-1412
メールアドレス:kanko@city.numazu.lg.jp
インターネットからの申し込み
通常のふるさと納税と同様に、インターネットからもお申し込みいただけます。
その場合、申込みフォーム中の「寄附金の使途」の項目は、「(1)高尾山古墳の保存・活用のため必要な整備に関する事業」を選択してください。
また、入力ページの後半に、「お礼の特産品」の項目があります。こちらでは、「特産品は不要」という選択もできます。
寄附金の納入
- 納付書(沼津市指定金融機関の窓口)で納入する場合
寄付申出受付後、納付書をお送りしますので、納付書に記載されている金融機関で納付ください。(手数料は無料です。) - ゆうちょ銀行の振替(旧郵便振替)で納入する場合
寄附申出受付後、払込取扱票をお送りしますので、郵便局で納付ください。(手数料は無料です。) - 現金書留の場合
現金書留にて産業振興部観光戦略課までお送りください。(郵送料は寄附者のご負担となります。) - 現金または小切手をご持参の場合
直接、産業振興部観光戦略課(沼津市役所5階)にお持ちください。
寄附金の税制上の優遇措置(寄附控除)
- 個人の場合
確定申告により所得税および住民税の寄附控除が受けられます。
- ※地方公共団体への特別寄附である「ふるさと納税」と同様。詳細は下記をご覧下さい。
- 法人の場合
確定申告により、寄附金全額を損金算入できます。
ふるさと納税について
ふるさと納税制度による税制優遇措置では(個人のみ)、寄附金のうち2,000円を超える部分について、一定の上限まで、原則として所得税・個人住民税から全額が控除されます。
確定申告により税の申告をする際には、沼津市が発行する寄附金受領証明書を添付してください。受領証明書は、寄附金納付から約1か月でお送りいたします。(インターネットからのクレジットカード払いの場合は、約2か月)
寄附者のお名前の公表
この取り組みが、多くの市民、企業等の寄附により支えられていることを広く周知するため、ご寄附いただいた方のお名前(氏名、企業名、団体名等)を市のホームページ等で公表します。ただし公表を望まれない場合は、公表しません。(お申し込み時に、寄附申込書又はインターネットの申込みフォームで、「公表を希望しない」を選択してください。)
このページに関するお問い合わせ先
産業振興部観光戦略課
〒410-8601 静岡県沼津市御幸町16-1
電話:055-934-4747
ファクス:055-933-1412
メールアドレス:kanko@city.numazu.lg.jp