- 開催日
- 令和3年6月26日(土曜日)13時30分~16時30分
- 開催方法
- Zoomによるオンライン会議
- 会議参加者(敬称略)
- 委員:滝沢 誠、若狭 徹、禰冝田 佳男
オブザーバー:福井恒明、高瀬要一、近江俊秀(文化庁)、溝口彰啓(静岡県)
事務局:林 敬博、鶴田晴徳、小崎 晋、木村 聡(文化振興課)
道路建設課:宮地 重幸、佐々木 陽三
会議概要
委員長選出
委員挨拶ののちに委員長選出があり、滝沢誠委員が選出された。
(都)沼津南一色線整備の経過
道路建設課より、(都)沼津南一色線の概要と整備方針、現在行っている詳細設計の進捗状況について説明が行われた。
<委員等意見>
- 古墳整備と道路建設のスケジュールの整理を進めること。
- 史跡指定後ではなく、現段階から古墳整備にコンサルを参入させるべきか検討すること。
高尾山古墳の文化財的価値の検討
文化振興課より、古墳の追加調査に関する報告と意見具申書に記載する内容及び現状の課題について説明が行われた。
<委員等意見>
- 追加調査の成果に基づき、本委員会では高尾山古墳の年代を3世紀中ごろとする年代観を共有すること。
- 追加調査報告書に基づいて古墳の規模などの数値について再検討すること。
史跡指定に至るまでの課題<意見具申書に記載する内容及び現状の課題の説明>
文化振興課より、意見具申書への記載内容および指定範囲案が示された。
<委員等意見>
- 東側の神社所有地まで続く古墳の表現方法を検討すること。
- 古墳は様々な価値を有するが、意見具申書は簡潔に作成すること。
- 意見具申書とは別に、高尾山古墳の価値については多角的に議論し、古墳を中心とした活用のストーリーについて、この委員会で検討すべき。
- 積極的な情報発信を試みてもらいたい。
今後のスケジュールについて
事務局より、史跡指定までの短期スケジュールと令和10年度代前半に道路整備と古墳整備の完了を目指す中期スケジュールが示された。
本件について委員からは質問はなかった。
会議のまとめ
- 次回に向けて事務局は意見具申書の素案作成を進める。
- 意見具申書とは別に、今後の保存・整備・活用を視野に入れて、古墳の価値を膨らませていくような議論を進めていく。
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