明治29(1896)年、駿東郡楊原村(現・沼津市)我入道1番地に生まれた芹沢光治良は、幾多の困難を乗り越えながら、沼津中学校(現・県立沼津東高等学校)入学を経て第一高等学校、さらに東京帝国大学へと進む。卒業後は、官吏を経てフランスへ留学するが、留学中結核に倒れ、それをきっかけとして作家となる決意をかためる。
帰国後、作家となり、数多くの作品を残し、日本芸術院会員、日本ペンクラブ会長を務めるなど日本を代表する作家となる。
昭和55(1980)年には、数々の功績により沼津市名誉市民の称号を贈呈される。
平成5(1993)年96歳で永眠、墓の隣に碑が建てられている。
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