四ツ塚古墳群は、横穴式石室をもつ4基の近接した小円墳から成る古墳群で、さらに南方にもう1基の小円墳も残存しており、合計5基の所在が確認されている。少し離れて東方の住宅地の林の中にも、石室が露出した古墳が残されている。これらの古墳は、今から約1,300年前に築造された、この地域の有力者の墓である。
富士通沼津工場の建設により壊される予定だったが、貴重な文化財であるため、保存について理解が得られ、そのまま現地に保存されることになった。石室の保護のために墳丘盛土も復元されている。ただ、未調査のため、墳丘の規模や内部の様子、副葬品などの詳細は不明のままである。
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