令和4年度の不祥事再発防止の取組について報告します

令和元年に発生した不祥事に対する再発防止対策として、令和2年5月に「沼津市職員不祥事防止対策行動計画」、また、令和2年6月に「沼津市職員倫理規程」を策定し、これらに基づき取組を実施しています。

令和4年度の主な取組状況

• コンプライアンス研修
  コンプライアンス意識の向上のため、新任課長補佐級職員等を対象に研修を実施し、11人が受講しました。
• ハラスメント防止研修
  ハラスメントに対する認識を高め、指導とハラスメントの線引きなど、適切な業務運営に必要な知識を習得することを目的として、新任課長級職員及び課長補佐級職員を対象に研修を実施し、87人が受講しました。

コンプライアンス推進計画書の作成、結果報告
前年度のリスクに加え、新事業などのリスクを分析し、それに即した行動計画を作成しています。その結果報告として、各部署からは随時ミーティングによる業務内容の進捗状況の共有化や業務マニュアルの見直しなどの改善が報告されています。

コンプライアンス通信（令和4年度　計4回発信）
公務員に関するコンプライアンスの報道情報の提供を行いました。

不祥事再発防止に向けた職員のコンプライアンス意識及び職場環境改善への取組等についての現状把握を目的に、令和２年度から職員に対しアンケート調査を実施しています。

1．調査の概要

2．質問項目ごとの結果

令和3年度アンケートとの比較

不祥事発生前と比較し、コンプライアンス意識はどう変化したか

「高い水準」と回答した職員　52.22％　昨年度より0.01ポイント増となりました。

コンプライアンス意識の向上につながるものは何か

コンプライアンス意識の向上につながるものとしては、昨年度と同様、職場での啓発活動、公務員の不祥事の報道、人事課からの啓発の順となりました。

便宜を図るような不当な要求を受けたことがあるか

「ある」2.34％　昨年度より0.05ポイント増となりました。

利害関係者から「利益供与」を持ち掛けられたことがあるか

「ある」0.25％　昨年度と同ポイントとなりました。

公益通報制度を知っているか

「知らない」23.98％　昨年度より2.78ポイント減となりました。

職場環境について

職場におけるコンプライアンス意識向上のための取組の実施頻度を問う質問において、「週1回以上」実施している割合が昨年度値を超え、職場環境の向上が確認されました。