市民、事業者及び行政が、適切な役割分担の下、それぞれに循環型社会の構築に向けた積極的な取り組みを図ることが必要であることから、平成28年3月の計画見直し後の法制度の動向や目標の達成状況なども踏まえて、さらなる減量化・資源化を進めるため、計画の策定を行いました。
また、令和4年4月に、「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が施行され、製品の設計からプラスチック廃棄物の処理までに関わるあらゆる主体におけるプラスチック資源循環等の取組を促進するための基本方針が示されました。この中で、地方公共団体はプラスチック使用製品廃棄物の効果的なリサイクルを促進することが求められていることから、令和5年12月に本計画の改定を行いました。
主な改定事項
1.プラスチック使用製品廃棄物の焼却対象からの除外
令和3年3月に策定した計画において、サーマルリサイクルを検討していたプラスチック使用製品廃棄物については、できる限りリサイクルを推進する。
現在の分別区分 | 品目 | 見直し後の処理 |
---|---|---|
熱源利用プラスチックごみ | 容器包装以外のプラスチック製品、小型家電 | 焼却対象から除外し、できる限りリサイクルを推進する。 |
プラスチック製容器包装 | プラスチック製容器包装のカップ、パック、トレイなど | 引き続きリサイクルを推進する。 |
2.分別区分の新設 「その他プラスチック資源ごみ」
分別区分「熱源利用プラスチックごみ」を廃止し、容器包装以外のプラスチック製品(おもちゃ、文房具など)は、「その他プラスチック資源ごみ」として回収し、破砕・選別後にリサイクルを進める。
3.リサイクルの意識向上の醸成
事業者の取組に関する情報のSNSによる紹介、市内で開催されるイベント等での使い捨てプラスチックごみの排出抑制に関する展示など、事業者や市民のリサイクル意識の向上につながる取組を推進する。
目標値
項目 | 令和元年度 (基準年度) |
令和7年度 (中間年度) |
令和12年度 (目標年度) |
---|---|---|---|
1人1日当たり家庭系ごみ排出量 | 546.0グラム | 536.7グラム 【-9.3グラム】 |
531.5グラム 【-14.5グラム】 |
事業系ごみ年間排出量 | 22,089トン | 20,874 【-1,215トン】 |
20,842 【-1,247トン】 |
概要版
本編・資料編
- 沼津市一般廃棄物処理基本計画(全文)(PDF:2,248KB)
- 第1部 総論(PDF:424KB)
- 第2部 ごみ処理基本計画(PDF:1,046KB)
- 第3部 生活排水処理基本計画(PDF:440KB)
- 資料編(PDF:802KB)
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