安全で快適な自転車通行空間を効果的、効率的に整備するため、自転車ネットワーク路線を選定し、その路線の整備形態等を示した「沼津市自転車ネットワーク計画」を策定しました。
計画の目的
自転車は、買い物や通勤、通学等、日常生活における身近な交通手段やサイクリング等のレジャーの手段等として、多くの方に利用されており、身近で有用な移動手段として重要な役割を担っています。
一方で、本市においては、市街地を中心に自転車を当事者とした交通事故が多く発生しています。また、郊外では、伊豆市でのオリンピック自転車競技の開催を契機に、海岸線の道路を利用するサイクリストも増えていることから、安全性の向上を第一に、道路や交通状況に応じた自転車通行空間の整備が必要となっています。
このため、「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン(平成28年7月 国土交通省道路局・警察庁交通局)」に基づき、自転車は「車両」であり、車道を通行することが大原則という観点で、安全で快適な自転車利用環境の整備を推進するための「沼津市自転車ネットワーク計画」を策定するものです。
計画の対象範囲
ネットワークエリアについては、市内全域について一括策定を行わず、一定の地域内のエリアや自転車利用目的に応じた基幹となるルートを中心とした優先的策定エリアを設定する「段階的な計画策定」とします。
優先的計画ネットワークエリアですが、高校、商業施設、病院等の日常生活の主要施設が集積する沼津駅周辺の概ね3キロメートル圏域を「市街地エリア」、全国有数の景観を誇る海岸線や観光施設等の多彩な資源を観光振興として活用できる沼津港から戸田地域を結ぶエリアを「郊外エリア」として設定しました。
本計画は、概ね5年ごとを目途に見直しを行っていますが、順次エリア設定を進め、最終的には市内全域についてネットワーク計画を策定していきます。
整備形態について
自転車は車道を通行することが原則とし、各路線の規制速度や自動車交通量などを考慮して、「自転車道」、「自転車専用通行帯」、「自転車と自動車を混在通行とする道路(車道混在)」の3つの整備形態をとります。
自転車道
概要
自動車と構造的分離
縁石線または柵その他これに類する工作物により区画して設けられる道路の部分
自転車専用通行帯
概要
車道上の整備。自動車と視覚的分離
普通自転車の通行を指定された車両通行帯
車道混在
概要
車道上の整備。自動車と混在
車道部の左端部において、交通規制を行わないで自動車と混在する走行空間
沼津市自転車ネットワーク協議会について
「沼津市自転車ネットワーク協議会」は、自転車・歩行者の安全対策を図り、安全で快適な自転車利用空間の創出を推進する「沼津市自転車ネットワーク計画」の円滑な策定につなげることを目的に組織された協議会です。
- 表紙(PDF:32KB)
- 目次(PDF:178KB)
- 第1章 概要(PDF:648KB)
- 第2章 上位計画及び関連計画(PDF:1,256KB)
- 第3章 基本方針及び対象エリアの設定(PDF:7,228KB)
- 第3章-2 基本方針及び対象エリアの設定(PDF:8,355KB)
- 第4章 自転車ネットワーク計画路線の設定(PDF:1,786KB)
- 第5章 自転車ネットワーク路線の更新(PDF:1,578KB)
- 第6章 整備形態の整理(PDF:4,058KB)
- 第7章 評価指標及び目標値(PDF:1,002KB)
- 第8章 参考資料(PDF:12,774KB)
- 裏表紙(PDF:35KB)
このページに関するお問い合わせ先
建設部建設デザイン政策課
〒410-8601 静岡県沼津市御幸町16-1
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