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静岡県沼津市 職員採用強化中

舞台裏こそ、自分の舞台。沼津の歴史は自分がつくる。 平成15年度入庁(学芸員)文化振興課(明治史料館) 木口亮主査

公務員の面白さとは

歴史でメシを食いたい?
それなら学芸員になろう。

好きなことは仕事にしない方がいい、という人もいますが、私たち学芸員は好きなこと(自分の場合は歴史)を仕事にしちゃった人たちです。好きなことで飯を食おうなんてムシのいいことを言ってるんだから、文句なんていったら罰当たりです。そもそも好きなことなんだから面白くないわけがないです。
歴史に興味があり、しかも学芸員になることができたなら、これ以上の人生はありません!なんて大げさなことを言っているように思いますか?やってみればわかります。沼津市の学芸員の面白さってば、他には代えがたいですよ。

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現在の担当業務は

沼津の歴史ってこんなに深いの!?
知らないなんてもったいない!

日本で最古級の石器が見つかった原始時代から、古代・中世・近世・近代・現代と、連綿と人が生きてきた沼津。こんなに豊な歴史資源を持っているところはそうはありません。その中でも、郷土の偉人である江原素六氏や徳川家がつくった沼津兵学校を中心に、郷土の近代化の歩みを紹介する博物館である「明治資料館」に勤めています。ここでは、郷土沼津に関する史料を収集・整理・保存したり、沼津の歴史に関する企画展の開催などを行っています。

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とある日のスケジュール

8:20 出勤メールチェック

9:00企画展の
展示物制作

10:30展示台の
制作

12:00昼食

13:00出張講座で
講師

15:00ギャラリー
トークの検討

18:00書類整理

18:30 帰宅

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まずは出勤。メールをチェックし、ひととおり対応。今日は、次の企画展のオープンが迫ってきているため、急ピッチで展示物作りを進めます。観てくれる方のためにも見やすく、キレイに仕上げねばと思いながら、大量に作るためスピードも必要。
昼食後は、出張講座の依頼を受けて講師としてお出かけ。今日のお題は「江原素六と沼津兵学校」。時間いっぱいしゃべりまくって終わっちゃいました。戻ってからは、明日のギャラリートークに向けて、ちょいネタを仕込んでいるうちにこんな時間…。ほどよい疲れと満足感で帰宅の道につきます。

本音で答えるQ&A

仕事のやりがいはなんですか?
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縁もゆかりもない土地に学芸員として採用になり早20年。勉強すればするほど沼津という地の歴史の深さに気づかされています。
まだまだ勉強することがあるということがやりがいです。
大変なところはどんなところ?
博物館で唯一人の学芸員なところ。研究、勉強、仕事とやることがたくさんあることですね。
自分の専門の近代史だけではなく、広く沼津の歴史を学び、学芸員としていろいろな仕事をしなければいけないので、いくら時間があっても足りないです。
学生時代に学んだことは役に立っていますか?
史学科で学んできたことをダイレクトに活かせる職業に就いたと思います。ただ、学生時代に学んできたことだけでは足りないので一生勉強です。
休日はどんなことをしていますか?
博物館や史跡めぐりとカレーと温泉探訪。このあいだの休日は、伊豆で鎌倉殿の史跡めぐりをして、スパイスカレーを食べて、帰りには穴場とも言える美肌温泉を見つけちゃいました!!
実際のところお給料どんな感じ?
ふつうです。ふつう。好きなことを仕事にして、ふつうに暮らせるだけで幸せです。