市では、かけがえのない自然を次世代に残すため、生態系調査を行うとともに「自然観察会」を開催しています。よく見かける身近な生き物から、固有の珍しい生き物や外来生物まで、発見した動植物の特徴や名前の由来等について専門家の解説を聞きながら、自然や生態系について学びましょう!!
令和6年度 浮島ヶ原自然観察会を開催しました!
自然や生き物と触れ合い、自然環境に愛着や興味を抱いてもらうため、浮島のアクアプラザ遊水地(9月7日)で自然観察会を開催しました。
浮島ヶ原の特性を学んだあと、水辺の生き物を実際に捕まえて観察し、講師の解説を聞きました。子どもたちからは「どうやったら上手に捕まえられる?」「この生き物は何?」などの積極的な質問があり、生き物を捕まえるたびに大きな歓声が上がりました。観察会では12種の生き物を見つけることができ、ヌマエビなどのエビ類やモクズガニ、クサガメ、ドジョウ、特定外来生物であるカダヤシやミシシッピアカミミガメ、アメリカザリガニ、ウシガエルなどを観察しました。
外来種は生息域を広げないように他の場所に放してはいけないことや、浮島ヶ原の貴重な自然はヨシ草刈りなどの人の活動との共存により守られているという「里地里山」の考え方などを学びました。観察会を通して、人の手によって崩れる生態系と人の手が加わることで守られる自然や人の生活と自然との関わり合いについて学び、自分たちが暮らす沼津の自然について考える貴重な体験と機会になりました。
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