どこから、なにからはじめよう。
例えば、家電製品やクルマの買い替えで考えてみましょう。
- エアコンやテレビの最新型には、従来のものより2~3倍も省エネ仕様になっているものがあります。
- 冷蔵庫は400リットルの大型でも100リットルの小型より消費電気が少ないものも出てきています。
- 最新の蛍光灯は白熱電球よりも10倍近く省エネで、インバータ式はもっといいものがあります。
国際エネルギースターロゴ
- いずれも、省エネ基準達成率マーク(外部リンク)が参考になります。省エネ達成度の高いものは緑色に、そうでないものは赤色で表示してあり、省エネ達成度が高いものほど年間電気料も安くなります。(エアコン、冷蔵庫、洗濯機、テレビなどについています。)
- パソコンやファクシミリ、プリンタなどには待機時の消費電力を一定の基準より低く押さえたものとして、国際エネルギースターロゴ(外部リンク)がついています。これはアメリカと同一の基準で採用しています。
- 低公害車(外部リンク)を選びましょう。ハイブリッドカーや、従来型のクルマでもとても燃費のいいものが出ています。軽自動車も、以前のものより室内が広くて力もあり普通車とあまり変わらないようなものが多くなってきています。
- 自動車の排気ガス低減レベルを示すマークに低排出車認定マーク(外部リンク)があります。このようなクルマにすると、環境の負荷低減につながるため、クルマ選びの参考にしていただきたいと思います。
これらの機器の買い換えの時、注意して省エネ型のものを選べば、それだけで約30%もエネルギー消費量(電気代・ガソリン代等)と二酸化炭素の排出量を減らすことができます。また、代替フロンを採用したエアコンを選ぶとフロンガスを使わないため、オゾン層を破壊しないことになります。使用済みのエアコン、冷蔵庫などはお金を出して引き取ってもらえば、少しずつ循環型社会に近づくことにもなるのです。
次に、普段の買いものについて考えてみましょう。
- 台所で使う三角コーナーやスポンジから、舗装用ブロックに至るまで、様々な形で環境に配慮した商品として認定されたものについているのがエコマーク(外部リンク)です。材質が再生材であったり、使うときや燃やすときに有毒ガスを発生しなかったり、詰め替えが可能なもの、部品の交換ができ長く使うことができるものなどに、このマークがついています。
- 再生材のうちでも、特にPETボトルを再生した製品にはPETボトル再利用品であることを示すPETボトルリサイクル推奨マーク(外部リンク)がついています。リサイクルを進めるためには、回収するだけでなく再生した製品を使用することも大切なことなのです。
- トイレットペーパーやノートなどで、原料に古紙を含んでいるものには再生紙使用マーク(外部リンク)がついています。森林の保護のため、できるだけバージンパルプを使わないよう古紙配合率の高いものを選びましょう。ちなみに、沼津市ではできるだけ古紙配合率100%のものを使っています。
- 分別回収を促進するためのマークに識別表示マーク(外部リンク)があります。左からそれぞれ、PETボトル、スチール缶、アルミ缶、プラスチック包装容器です。消費者の方が分別回収をするときにわかりやすいよう表示しているものです。このマークで判断して分別できるようにしてあります。
買い換えなくても
できることからはじめよう
- 工夫ひとつで省エネは可能です。テレビや炊飯器、エアコンの電源を抜くだけで電気使用量の1割は削減できます。
- 冷暖房の設定を2度下げる(上げる)だけでも、電気代が1ヶ月で1,400円安くなります。
- 食器を洗うときにお湯を流しっぱなしにしない、お風呂はなるべく続けて入ることでもガス代が節約できます。
- できるだけ家族はみんなで1つの部屋にいれば、エネルギーの節約になるばかりでなく、家族の団欒にもつながります。
- リサイクルに協力したり、買い物のとき包装を断る、なるべく少ないものにする、買い物袋を持参するなどということはごみ減量につながります。
- なるべく自家用車を使わずに、近いところは歩くか公共交通機関を利用する。クルマに乗っているときも、アイドリングストップを励行することが大切です。
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