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騒音について

2007年7月1日更新

騒音とは

騒音とはなにか?という問いは非常に難しい問題です。一般的には、「不快な音」「不必要な音」のことを騒音と呼んでいますが、快いか不快か、必要か不必要かを決めるのは個々の人間であるため、「何デシベル以上が騒音である」のように客観的な基準で騒音を規定することはできません。
例えば「自分の子供の弾くピアノはうるさくないが、隣の家のピアノはうるさく感じる」のように心理的な要因に大きく左右されるため、騒音は感覚的公害とも呼ばれています。

騒音の種類

騒音の種類は、騒音規制法では次のように分類されています。

  • 工場騒音
    工場・事業場における事業活動における騒音。例えば、プレス機械。
  • 建設作業騒音
    建設作業に伴う騒音。例えば、くい打ち機。
  • 交通騒音
    交通機関の運行に伴い発生する騒音。例えば、自動車や新幹線。
  • 深夜騒音
    深夜に営業する飲食店などから発生する騒音。
    例えば、ボーリング場やカラオケボックス。
  • その他の騒音
    上記1~4以外の騒音。
    例えば、エアコンなど空調機器や街頭の宣伝放送、テレビやステレオなどの近隣騒音。

騒音の大きさ

騒音の大きさの目安
120デシベル 飛行機のエンジンの近く
110デシベル 自動車のクラクション(前方2メートル)
100デシベル 電車が通っている時のガード下
90デシベル カラオケ(店内)
80デシベル 地下鉄やバスの車内
70デシベル 電話のベル(距離2メートル)
60デシベル 普通の会話(距離1メートル)
50デシベル 静かな事務所内
40デシベル 図書館、静かな公園
30デシベル 静かな住宅地の夜

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