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人と動物とが共生する社会

2024年4月9日更新

動物は、私たちの生活を様々なかたちで豊かにしてくれる、人間にとってかけがえのない存在です。
沼津市では、「動物愛護管理法」及び静岡県の定める「静岡県動物の愛護及び管理に関する条例」並びに「動物愛護管理推進計画」に則り、人と動物とが共生する社会を目指した取り組みを進めています。

動物愛護週間

動物愛護管理法では、国民の間に広く動物の愛護と適正な飼育についての理解と関心を深めていただくため、毎年9月20日から26日を動物愛護週間と定めています。
動物愛護週間には、国、地方自治体、関係団体が協力して、動物の愛護と管理に関する普及啓発のための各種行事を実施しています。

さくらねこTNR事業について

公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域猫活動を行うボランティア団体等と連携してTNR事業を行います。
「さくらねこ無料不妊手術事業」とは、飼い主のいない猫に対し「さくらねこTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印として耳先をさくらの花びらのようにV字カットする)」を実施することで、繁殖を防止し、「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関わる苦情や、殺処分の減少に寄与する活動です。

野良猫(飼い主のいない猫)への餌やりについて

お腹を空かせた野良猫がいたら餌を与えたいという気持ちは否定できるものではありません。
その一方で市役所には「野良猫が増えて困っている」、「農作物や庭を荒らされる」、「自宅の敷地内でふん尿をされる」等の苦情や相談が多く寄せられています。

野良猫に餌を与えている方へ

野良猫のためを思って餌を与えることが、結果として不幸な命を増やしてしまう恐れがあります。餌を与える際は次のマナーを守り、近隣の方々の理解を得るようにしましょう。

  • 不妊去勢手術を徹底する
    餌やりだけを行うと、猫のみだりな繁殖を助長して、その地域で野良猫が繁殖・増加します。
    餌を与えている野良猫には不妊去勢手術を徹底することで、これ以上増やさないようにしましょう。
    なお、沼津市では飼い主のいない猫への不妊去勢手術に対する助成制度があります。
  • 適切な餌やり
    餌は自宅敷地内で与えるか、他人の敷地を使用する場合には必ず事前に許可を得てから与えるようにしてください。また、周辺環境を悪化させるような餌のばらまきや置き餌はやめましょう。
  • ふん尿対策
    餌を与えている猫がご近所の敷地で排泄する等、迷惑になっているかもしれません。定期的に周辺のふん尿の清掃を行い、猫用の排泄場を作る等の対策を行いましょう。

野良猫への餌やりと法律について

野良猫への餌やり自体は法律で禁止されている行為ではありませんが、全国では過去に野良猫への餌やりに関するトラブルが民事裁判に発展した事例があります。
野良猫に餌を与える場合は給餌者としての責任を自覚して猫と関わるようにしましょう。

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このページに関するお問い合わせ先

生活環境部環境政策課

〒410-8601 静岡県沼津市御幸町16-1
電話:055-934-4740
ファクス:055-934-3045
メールアドレス:kankyo@city.numazu.lg.jp

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