御車寄
玄関屋根は起破風(むくりはふ)と呼ばれる、反り返ったもので、御殿建築の特徴をよくあらわしています。
御車寄の屋根の鬼瓦は獅子口と呼ばれる古い形の瓦で、16弁の菊の御紋章がついています。破風板の正面中央についている装飾材は懸魚(けぎょ)といいます。猪目と呼ぶハート形のくり抜きがあるため、猪目懸魚と呼ばれています。
鬼瓦と懸魚
御車寄照明器具
天井は御車寄も玄関内部も杉の木目板を使っていますが、美しい木目を揃えて見事です。また柱や長押は全てヒノキです。
御車寄の照明器具が洋風デザインのペンダント形になっているところが、近代和風住宅の特徴を表しています。
玄関内部
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西附属邸正門
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玄関前庭
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