設立趣旨

沼津市では、長年にわたり沼津市立沼津高等学校衛生看護科及び専攻科を運営し、看護に関わる優秀な人材を育成してきましたが、同校が中高一貫教育を導入することに合わせて衛生看護科が平成15年3月に廃止となり、同科卒業生の主な進路となっていた専攻科も平成17年3月をもって廃止となりました。

市ではこれに並行して今後の看護師養成の方向性について検討を行い、市及びその周辺地域における慢性的な看護師不足の解消、更には看護体制の充実、看護職員の勤務環境の向上のために看護師の需要はますます増大することから看護師養成機関の設置を決定し、平成18年4月に沼津市立看護専門学校が開校しました。

医療の著しい進歩と高齢化社会の進展により、看護師の役割はますます大きくなっています。日々進歩する医療の分野では、質の高い医療技術とともに思いやりのある温かい看護が求められています。沼津市立看護専門学校では、多様化する医療ニーズに対応できる高度の知識と技術を修得し、融和と協調の精神を備えた人間性豊かな看護師の育成に努めます。