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野菜を食べよう

2017年4月1日更新

「野菜不足」は、現代人の多くが気にしていることかもしれません。
野菜は1日に350グラム食べると健康に良いといわれています。しかし日本人の1日あたりの野菜摂取量は平均約290グラムで、どの世代も野菜を食べていないことが目立ちます。

350グラムの野菜 ポイント 両手に載るほどの野菜の量が350グラムです。(例)淡色野菜(キャベツ:大きめの葉1枚、しいたけ:1個、ごぼう:8センチ、玉ねぎ2分の1個)緑黄色野菜(ピーマン:1個、にんじん:5分の1本、ほうれん草:1房)

上手な野菜のとり方

「野菜350グラム」は緑黄色野菜120グラムと淡色野菜230グラムを合わせて食べると、体に必要とされる栄養がとれるとされています。なるべく多くの種類をとるように心がけましょう。

さやえんどうのイラスト

「野菜350グラム」はどれぐらいの量?

野菜5種類の量をあわせると、

  • トマト 中1/2個(プチトマトなら5個)
  • ほうれん草 約3株
  • にんじん 中1/2個
  • キャベツ 大きめの葉1枚
  • もやし 少量パック(150g)の半分
ほうれんそうのイラスト

「野菜350グラム」を料理にすると5皿分!!

野菜350グラムを料理にすると5皿分 (例)サラダ+胡瓜酢の物+ほうれん草おひたし+煮物+野菜炒め
  • 朝食に野菜料理を必ずとりいれましょう。
  • 三回の食事に必ず野菜料理をとりいれましょう。
  • 外食でも一品はサラダやおひたし等の野菜料理を頼みましょう。
  • 生野菜ばかりでなく、茹でる・炒めるなど加熱すると食べやすくなります。
  • 野菜によって栄養素などの働きが違います。いろいろな野菜を食べましょう。
  • 薄味を心がけ、素材の味を大切にしましょう。
  • 根菜類は食物繊維がたっぷり、忘れずに食べましょう。
  • 冷蔵庫にプチトマトやキュウリなど、そのまま食べられる野菜を常備するなど手軽さも大事。

ポイント

現状よりも少しでも多めに野菜をとることをめざして、小さな工夫をすることからはじめましょう。


すごい!野菜パワー

野菜のパワーは便秘や肌荒れなどの体調不良から虫歯の予防や生活習慣病を防ぐ働きがあります。

緑黄色野菜

100グラム中にβカロテンを600マイクログラム以上含む野菜のことで、βカロテンは体内の活性酸素を減少させてがん予防や老化防止に効果があり、ビタミンCやカリウム、鉄、カルシウムなどを多く含みます。
にんじん、かぼちゃ、小松菜、ほうれん草、パセリなど。

淡色野菜

ビタミン・ミネラルや食物繊維が豊富で、免疫力を高めたり、生活習慣病の予防に効果があります。1年中出回っていて手に入れやすいものが多く、くせがないからたくさん食べられるのも魅力です。 キャベツ、大根、レタス、たまねぎ、もやしなどがあります。


旬の野菜の力!
野菜にはそれぞれ旬の時期があります。旬の野菜は味や香りだけではなく、栄養価が高いことがわかっています。
ほうれん草など一年中出回る野菜ですが旬は冬です。栄養価も旬のときは高く、うま味、甘さが増します。
地元で作られた旬の野菜はおいしさ抜群です。

動脈硬化・がん予防
ビタミンCやカロテンなどが持つ抗酸化作用が動脈硬化やがんを予防します。

高血糖・脂質異常症を予防
野菜の食物繊維は糖質や脂質の吸収を緩やかにし、血中脂質や血糖値の上昇を抑えます。

肥満予防
低エネルギー・低脂肪で満腹感を得やすい。食事のはじめに食べれば主食・主菜の食べ過ぎを防げます。

高血圧を予防!
野菜に含まれるカリウムが塩分の排泄を促し、血圧を下げます。

このページに関するお問い合わせ先

市民福祉部健康づくり課

〒410-0881 静岡県沼津市八幡町97
電話:055-951-3480
ファクス:055-951-5444
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