身体活動って?
身体活動とは、炊事・洗濯・床そうじ・子どもと遊ぶ・庭仕事・洗車・オフィスワークなどの生活活動とストレッチング・ジョキング・テニス・水泳などの運動を合わせたものを言います。
そして、この「身体活動」を客観的かつ簡単に評価できる方法が「歩数」です。
みんなどのくらい歩いているの?
毎年11月に実施される「国民健康・栄養調査」でも、身体活動の評価法として歩数の測定が行われています。
ちなみに、平成27年の歩数の平均値は、男性7,194歩、女性6,227歩です。
10年前に比べると、男性約370歩、女性約300歩減っています。
歩数を増やしにくい現代社会
交通機関の発達していなかった時代は、自分の身体が移動手段でした。しかし、自動車・新幹線・飛行機などの交通機関の発達した現代では、座っていれば目的地まで移動できます。
日常生活でも、洗濯機・掃除機などの普及のおかげで家事の負担もずいぶんと軽減され、ゆとりの時間が持てるようになりました。
便利になった分、身体活動のベースとなる生活活動が減り、運動をしても身体活動量が上がりにくくなっているのが現状ではないでしょうか。
また、この生活活動を簡単に増やす方法があります。今の生活活動に少し運動を加えるだけの「ながら運動」は、いつでもどこでも手軽にでき身体活動量が簡単に増えます。「ながら運動」に興味のある方は、下記のリンク先をご覧ください。
ちなみに、いつの間にかこんなことをしていたなんて思い当たることはありませんか?
生活活動をチェック
- 1日30分以上歩くことはほとんどない
- 電車やバスで空席を見つけると必ず座る
- 歩いて10分以内のところでも、車で移動する
- 1階あがるだけでもエスカレーターやエレベーターを使う
- 休日などはテレビを観て過ごすことが多い
- 1日中メールのやり取りをしていることがある
- 暇があるとネットを見ている
いかがでしたか?
こんなに便利になった時代だからこそ、意識的に身体を動かさないと、人も物も一緒、ほこりがたまり、さび付いてしまいます。
自分の1日の歩数を知ろう
健康づくりのための身体活動量の1日当たりの歩数は、8,000~10,000歩位ですが、まずは、今の自分の身体活動量を知ることからはじめてみませんか?
それには、万歩計を携帯する習慣をつけること。
でも、もし万歩計の携帯をうっかり忘れてしまったら。
そんなときに知っておくと便利なものがあります。
それは、
15分=1km=1,500歩
家から駅まで歩いて10分かかるなら、大体1,000歩くらいといったところです。
この運動のページを開いていただいたのも、あなたの身体活動を見直すチャンスなのかもしれません。
ぜひ、この機会にあなたの身体活動量をチェックしてみてください。
また、ウォーキングに興味のある方は下記のリンク先もご覧ください。
参考資料
健康づくりのための運動指針2006 運動所要量・運動指針の策定検討会平成18年7月e-ヘルスネット情報提供 健康用語辞典
平成27年国民健康・栄養調査結果の概要 厚生労働省健康局総務課生活習慣病対策室
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