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脳脊髄液減少症(脳脊髄液漏出症・低髄液圧症候群)とは?

2024年1月16日更新

脳脊髄液減少症とは?

交通事故やスポーツ外傷などの他、日常生活上の転倒や出産時等のいきみなどが原因で、脳脊髄液(髄液)が漏れ、減少することにより引き起こされます。
髄液が減少すると、頭痛、首の痛み、めまい、吐き気、倦怠感など様々な症状が現れ、日常生活に支障を生じることがありますが、一般社会での認知度が低く、苦しい思いをしている方がいます。

診断、治療法は?

確立された診断基準や治療法がないため、国において平成19年度から診断・治療の確立に関する研究班が設置され、平成23年度に「脳脊髄液漏出症画像判定基準・画像診断基準」が公表されました。
現在、治療法のひとつとしてブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入療法)が知られています。これは髄液の漏れている周辺に患者さん自身の血液を注入し、血液が凝固する性質を利用し漏れを防ぐというものです。
これまで、ブラッドパッチ療法については、健康保険の適用はありませんでしたが、平成28年4月より、脳脊髄液漏出症診断基準において脳脊髄液漏出症と診断された場合には、保険適用されることとなりました。
受診をご希望される方は下記の関連リンク(静岡県 脳脊髄液減少症について)に「診療等が可能な県内の医療機関」の一覧が掲載されていますのでご覧ください。なお、診療の詳細は、各医療機関に直接お問い合わせください。

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脳脊髄液減少症ホームページ(外部リンク)

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メールアドレス:kenkou@city.numazu.lg.jp

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