ここから本文です。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)を正しく知ろう 放っておくと怖い 肺の生活習慣病

2012年5月24日更新

COPDとは、慢性閉塞性肺疾患のことで「肺の機能が低下し、呼吸困難を招く病気」です。

この病気は、まだよく知られていませんが肺の生活習慣病と言われ、日本では、高齢化や喫煙率が高いことから今後COPDに罹る人や死亡する人が増えてくると危惧されています。沼津市でも平成21年の1年間で20人がCOPDを原因として死亡しています。(平成21年死亡統計より)
この病気の原因は、主に『たばこ』です。たばこを吸い続けるうちに加齢で呼吸機能は低下し、咳や痰、呼吸困難に悩まされ、やがては呼吸不全や心不全による病気憎悪を招きます。喫煙者に多く発症し、たばこを吸っていない人でも間接的にたばこの煙を吸うことでCOPDの危険性があるので、受動喫煙にも十分注意しましょう。

あなたの肺セルフチェック

【チェック項目】

  • 40歳以上でたばこを吸っている(吸っていた)
  • 階段を上るときなどに息苦しいことがある
  • 咳や痰がしつこく続く

【判定】一つでも該当する項目があればCOPDが疑われます。主治医にご相談ください。

COPDは、早期発見・早期治療で進行を遅らせることができる

COPDの3大症状は、「息切れ・咳・痰」といわれ、いずれも日常よくみられる症状です。「年のせいで息切れする」などと理由をつけて放置することがCOPDを進行させることとなります。60歳以上で10年以上の喫煙者は、症状の有無にかかわらず一度主治医や呼吸器内科などで検査をするとよいでしょう。
一度失われた肺の組織は、再生できないのでCOPDを早期に発見することが肝心です。

もっと詳しい情報を知りたい方は、下記のリンク先をご覧ください。

禁煙がCOPDの最大の予防法

とにかく喫煙されている方は、「たばこ」をやめ、家族にも受動喫煙させないことが大原則です。
今からでも遅くないので、禁煙チャレンジ法をご紹介しますので、禁煙にトライしましょう。

このページに関するお問い合わせ先

市民福祉部健康づくり課

〒410-0881 静岡県沼津市八幡町97
電話:055-951-3480
ファクス:055-951-5444
メールアドレス:kenkou@city.numazu.lg.jp

Copyright © Numazu City. All rights reserved.

上へ戻る