9月10日~16日は自殺予防週間です!
自殺対策を推進するため、9月10日から16日までを「自殺予防週間」と位置づけ、啓発活動を広く展開するものとしています。
自殺の多くは、「追い込まれた末の死」であり、「防ぐことができる社会的な問題」です。身近な人のいつもと違う様子に気づいたら、温かく寄り添いながら話に耳を傾け、必要に応じて専門家への相談をすすめ、見守りましょう。
知っていますか?ストレスケア
最近「体がだるい」「すぐ疲れる」「眠れない」といった症状はありませんか?
もしかしたら、ストレス(こころの疲れ)が原因で体に影響が出ているのかもしれません。
大事なことは「ストレスとうまくつきあう」こと。ここでは、そのヒントをお伝えします。

まず、ストレスがたまったサインに気づこう
さて「ストレス」とはいったい何でしょうか?簡単に言うと「こころが感じるプレッシャー」のこと。
何とかうまくやっていこうとする気持ちがある時ほど、私たちはストレスを感じてしまいます。
まずは「ストレスがたまったサイン」を知り、自分のストレスに気づけるようになりましょう。
からだのサイン
- だるい、すぐ疲れる
- 眠れない(寝つきが悪くなる、夜中や朝方に目が覚める)→「睡眠チェック」へ
- 頭が重い、頭痛、腹痛、腰痛などの痛みがある
- 食欲がなくなって食べられなくなったり、逆に食べすぎてしまったりする
- 首・肩こりがある
- 下痢したり、便秘したりする
- めまいや耳鳴りがする

こころのサイン
- やる気や興味がなくなる
- 集中できない(仕事能力が下がる)
- 気持ちが落ち込む(憂うつ)、不安になる
- イライラしたり怒りっぽくなったりする
- ちょっとしたことで驚いたり、急に泣き出したりする
- 人づきあいが面倒になる

自分でできるストレスケア
ストレスのサインに気づいたら、できるだけ早めに対処しましょう。一人でガマンしないで、家族や友達に話しましょう。できる範囲で「自分でできるストレスケア」にトライしてみるのもお勧めです。
それでも、「からだ・こころのサイン」が続いているようなら、相談機関を利用しましょう。
自分でできるストレスケア
- 体を動かす
- 今の気持ちを書いてみる
- 腹式呼吸をする
- 「なりたい自分」に目を向ける
- 好きな音楽を聴いたり、歌ったりする
- だれかに話してみる

ちゃんと眠れてる? こころの調子を、睡眠でチェックしてみよう!

健康づくりのための睡眠指針2014「睡眠12か条」
睡眠には、心身の疲労を回復する働きがあります。より充実した睡眠がとれるように、下記を参考にしてみましょう。
- 良い睡眠で、からだもこころも健康に。
- 適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。
- 良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。
- 睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。
- 年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。
- 良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。
- 若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。
- 勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。
- 熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠を。
- 眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。
- いつもと違う睡眠には、要注意。
- 眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。

「からだ・こころのサインが続いている」「眠れない日が続く」なら相談機関を
「自分なりのストレスケア」や「睡眠12か条」に取り組んでみても、こころやからだの状態が続いている、眠れない日が2週間以上続く時は、こころが風邪をひいているのかもしれません。
「こころの風邪」はうつ病の別名。誰もが風邪をひくように、誰もがうつ病にかかる可能性を持っています。
まずは、気軽に相談機関を利用してみてください。
うつ病は誰もがかかる可能性のある「こころの風邪」です
風邪は放っておくと悪化したり治りにくくなったりします。同じように、うつ病も放っておくと重症化し、自殺に至ることもあります。うつ病は健康や経済の問題、家族関係や仕事・育児・介護の問題などさまざまなストレスが長期にわたるとかかりやすくなります。
まずは、自分や身近な人の様子を確認してみましょう。→「ストレスがたまったサイン」「睡眠チェック」
身近に気になる人がいたらどうするの?
まずは「疲れているようだけど、体調はどう?」「眠れている?」など、体調を気遣う一言をかけてみましょう。もし、悩みを打ち明けられたら、話を聞きます。「辛いんだね」「そう思ったんだね」と悩んでいる人の気持ちを受け止めます。そして、相談機関を紹介します。
対応に困ったら、あなたが相談機関に相談しても構いません。
あなたが深く悩まないでください。

- ゲートキーパー養成講座のご案内
- ※ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話をきいて、必要な支援へつなげ、見守る人のことです。
- みんなのメンタルヘルス総合サイト(外部リンク)
- 「こころの耳」働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト(外部リンク)
- 「こころもメンテしよう」若者を支えるメンタルヘルスサイト(外部リンク)
このページに関するお問い合わせ先
市民福祉部健康づくり課
〒410-0881 静岡県沼津市八幡町97
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