インターネット利用中に表示された特価セールの広告を見て注文したら、コピー品や粗悪品が届き、業者側がなかなか返品や返金に応じないという相談が多発しています。被害事例を知っておき、トラブルを回避しましょう。
相談が寄せられた事例
事例【1】
SNSサイトを見ていて、国内メーカーの電機製品がセール価格で買えるとの広告が表示された。販売サイトには7日間返品可と書いてあったので、安心してお買い得な2個セットを注文した。数日後商品が届いたが、広告と全く異なり使い物にならなかった。返品しようと思ったが、販売サイトは見当たらず、荷物に貼ってあった業者に電話したが繋がらない。何度もかけてようやく繋がったが、わずかな金額しか返金しないと言われた。
事例【2】
ネットで、有名百貨店の閉店セールの広告を見た。ハイブランドの在庫品を80%オフで販売するとあったので、売り切れる前に大急ぎでバッグと財布を注文した。代引き配達で受け取った商品はコピー品だった。

対処法
- 大幅な値引き広告を見たら、注文する前にじっくり検証することが大切です。業者の住所、電話番号、メールアドレス等がしっかり記載されているか、日本語の表記に違和感がないか確認しましょう。また、返品・交換の条件や手順や、業者の口コミも事前にチェックしましょう。
- 注文画面に入力しただけで相手方に情報が伝わり、商品が届いてしまうことがあります。安易に個人情報を入力しないでください。クレジットカード情報を入力して、注文確定ボタンを押していないのに商品が届いた場合はすぐにカード会社に相談しましょう。
- ネット通販は便利ですが、偽サイトや悪質業者も紛れ込んでいることを自覚し、慎重に利用しましょう。
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