「クレジットカードに身に覚えのない請求があった」という相談が多く寄せられています。不正利用以外にも、いわゆるサブスク(サブスクリプション:月単位または年単位で定期的に料金を支払い利用するコンテンツやサービス)に意図せず申し込んでいた、通信契約のオプションを解約し忘れていた等、様々なケースがあります。不正利用であっても、カード会社の対応期間を経過すると、補償を受けられないことがあります。請求明細に異常がないか、必ず毎月チェックしてください。
相談が寄せられた事例
事例【1】
クレジットカード会社から督促はがきが届き、カードの利用明細を確認すると、身に覚えのない多額な請求のせいで、銀行口座の残高不足になっていたと気づいた。カード会社に申し出したが、60日より前の不正利用は補償対象外と言われた。
事例【2】
久しぶりにクレジットカードの明細を確認して、1年以上前から毎月一定額の請求を受けていたと気づいた。調べてみると、携帯電話を乗り換えた際にオプション契約が解約漏れしていたようだ。電話会社を乗り換えればオプションは同時に解約されると思っていた。

対処法
- 不正利用された場合でも、カード会社が対応してくれる期間は限定されています。手遅れにならないよう、必ず毎月明細をチェックしましょう。明細の確認方法は、郵送やウェブなど、利用するカードによって異なります。
- 実在する業者を装ったフィッシングメールを受信し、カード情報を入力してしまった場合、利用者側が責任を問われることがあります。ショートメッセージやメールをきっかけにカード情報を入力したり、複数サイトで同じID・パスワードを使いまわしたりしないよう注意してください。
- 普段主に使用するカードと使わないカードの整理や、利用限度額の引き下げも検討しましょう。
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