業務を行う中で、建築職として必要な知識や技術を習得できることに加え、さまざまな部署の事業に関わることで、部署の垣根を超えて、知見を広めることができることにおもしろさを感じます。
建物だけにとらわれず、あらゆる観点から建築という分野に携わることができ、どんどん知識が増えていきます。自分が行ったどんな業務だとしても、少しでも市民の方の役に立っているのであれば、これほどうれしいことはありません。
昭和56年6月以前に建てられた旧耐震基準の木造住宅は、大地震が発生したときに倒壊する恐れが高いため、早急に対策を行う必要があります。 沼津市では、旧耐震基準の木造住宅の建物所有者へ、耐震補強に関するお知らせを行ったり、耐震補強工事への補助金の交付を行ったりしており、その業務に取組んでいます。実際に自分が説明に伺った市民の方が、耐震補強工事を実施し、その過程を確認することで、こうやって強靭なまちがつくられていくんだな、と実感することができます。
8:20 登庁メールチェック
9:00窓口対応
(市民の皆さん)
10:30窓口対応
(デベロッパー)
12:00コーヒスタンドで
ひと休み
13:00窓口対応
(市民の皆さん)
14:30補助金交付
資料作成
16:00報告書作成
18:30 退庁
住宅政策課は、基本は窓口業務になります。一般的に単調で退屈なイメージがありますが、さまざまな方が来庁します。
市民の皆さんだけでなく、建築士、ディベロッパーなど、さまざまな業種の人が都市計画や建築に関する調査・相談に訪れます。
そのため、対応するにあたっても、さまざまな知見が求められます。ときには一緒に悩んで考えることもありますが、問題が解決し、感謝の気持ちを伝えていただいたときは大変うれしい気持ちになります。