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静岡県沼津市 職員採用強化中

まちを知り、まちをつくる。そして、まちを全力で楽しむ。 平成26年度入庁(建築技術)まちづくり政策課 岩崎光洋技師

公務員の面白さとは

設計、監理、審査だけじゃない。
柔軟に、なめらかに、まちに溶け込む。

公務員の建築職と言うと、公共施設の設計や現場の監理、建築基準法に関する確認などの硬い仕事を思い浮かべるかもしれません。
しかし、実際にはそれだけでなく、沼津駅周辺のまちづくりや中心市街地の快適な空間づくり、空きビル活用のプロデュース、使われていない公共施設の活用といった、大変おもしろい仕事もあるんです。広い視野と柔軟な発想を持って、どんなまちであれば過ごしたくなるのか、訪れたくなるのか、それを具体化するにはどうすれば良いのか、みんなでアイデアを出し合いながら、チームとなって進めていくことができるのも、沼津市の建築職ならではのおもしろさかなと思います。

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現在の担当業務は

公共空間を活用し、
まちなかをみんなのリビングに。

まちなかや道路上へ、イス・テーブル・植栽等を設置したり、それと併せて出店していただける店舗の検討を行ったりと、市民の方が、ただ通過してしまうだけの公共空間について、有効的に活用する方法を模索し、実践し、快適にくつろいでいただける空間をまちなかに作り出しています。沼津市ではこの取り組みを、「OPEN NUMAZU」と名付け、この業務を主に担当しています。まちなかの個人事業者やコンサルタントとともに、企画から管理・運営までを担い、毎年様々な実験・検証を繰り返しています。この取組を通じて生まれた風景を日常的なものとすることが、まちの活性化につながっていくと信じ、日々業務に励んでいます。

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とある日のスケジュール

8:15 登庁メールチェック

9:00書類作成

10:30計画書デザイン

12:00まちなかでランチ

13:00社会実験の
巡回

15:00商店街の方と情報交換

16:30報告書作成

17:30 退庁

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登庁後、メールや書類チェックなど、毎日のルーティーンから1日がスタート。この日は2年かけて作成してきた計画書を仕上げるための、最終チェック。一言一句を丁寧に精査していきます。行政特有の堅苦しいものにならないように、納得いくまでデザインを試行錯誤の繰り返し。
まちなかでランチを食べつつ、OPEN NUMAZUに赴いて、会場の様子を伺いました。市民の皆さんが空間をどのように活用しているのか観察し、効果や改善点をコンサルタントと共有し、商店街の方たちと意見交換を交わした後、市役所に戻りました。明日やるべきことを整理して、1日の業務は終了です。お疲れ様でした。

本音で答えるQ&A

仕事のやりがいはなんですか?
沼津に住む人に関わる仕事だからこそ、その成果を実感することができる機会が多いことです。自分が携わった場所・空間で多くの人が過ごしている姿を目にした時は、とても嬉しく、どんなに大変なことでもやって良かったなと思える瞬間です。
大変なところはどんなところ?
たくさんの人に関わる仕事なので、やりがいにつながるポジティブな声が聞かれる一方で、ネガティブな声も多く耳にする機会もあることです。それでも背中を押してくれる人たちの声を励みに頑張ることができています。
学生時代に学んだことは役に立っていますか?
役立つことももちろんありますが、公務員として働き始めてから、担当した業務を通じて学び、新たに身に着けた知識の方が多いです。一度得た知識・経験を自分のものにして、様々な場面で使いこなせるかどうかが大切かなと思います。
休日はどんなことをしていますか?
サッカー観戦、旅行。自分でしっかり計画を立て、仕事を進めることができれば、有給休暇も取りやすい環境なので、時間休暇を取って水曜日開催のJリーグの試合を見に行ったり、平日も含んだ連休を取って遠出の旅行に行ったりもしています。
実際のところお給料どんな感じ?
前職(ゼネコンの施工管理)と比べると決して多いとは言えませんが、その分プライベートに充てられる時間がぐんと増えたので、トータルでは満足しています。そんなに贅沢はできませんが、生活と趣味を両方とも充分楽しめています。