保健師のしごと
妊娠された人に対して、ママと赤ちゃんの健康情報や予防接種情報などを記録する「母子健康手帳」を交付したり、住民を対象とした健康診査やがん検診を行うなど、乳幼児からお年寄りまで、生涯を通じた健康づくりの推進に日々、取り組んでいます。市民の皆さんの元気を支える、やりがいに満ちた職種です。
保健師が関わる主な事業
母子保健事業
妊娠・出産、子育て期にわたる切れ目ない支援を行っています。母子健康手帳の交付や出産後には赤ちゃん訪問を行い、身体計測や育児相談をします。乳幼児健診では、発育・発達における異常の早期発見に努めるとともに子育ての悩み相談などを実施し、ひとりで悩まないよう丁寧にサポートします。
健康増進事業
市民の健康保持・増進、健康寿命の延伸を目指し健康相談・教育、また、特定健診やがん検診が受けやすい体制づくりをしています。
成人に向けた働きかけとして保健センターで骨密度測定や健康相談を行っています。また、地区センターや市内の幼稚園、会社に出向き出張健康度測定を実施し、市民の健康づくりへ働きかけます。
主な配属先
市民福祉部
健康づくり課
健康診査や保健指導、健康教育、栄養相談、予防接種
国民健康保険課
国民健康保険の給付、賦課、徴収、後期高齢者医療制度
こども家庭課
児童手当、児童家庭相談
長寿福祉課
高齢者の生きがいづくり、敬老行事
介護保険課
介護保険の給付、認定
働く職員の声
人と接するからこそ、
職場の雰囲気も柔らかい
令和2年度入庁 藤田栞(保健師)
公務員になる前は堅苦しいのが公務員かと思っていましたが、入ってみるとそうではなく、とても柔らかい印象が強いです。私たちが誰のために働いているのかを考えると、沼津市民のためであり、「人」に対して働きかけるものです。そのため、市民が求めるものに柔軟に対応してくことが非常に大切です。よりよい環境づくりを提供できるように学ぶことがたくさんあり日々面白さを感じます。