Fencing City NUMAZU
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会におけるフェンシング代表チームの事前合宿誘致活動をきっかけに、「スポーツを通じたまちづくり」を掲げる沼津市と、「フェンシング地方拠点構想」を持つ日本フェンシング協会とが互いに協力し、フェンシングを通じたまちづくりを推進するために、2019年2月、日本フェンシング協会と全国初の包括連携協定を締結しました。
このことを契機に沼津市は、将来的にフェンシングの世界大会やトップレベルの合宿が本市で恒常的に開催されるよう、トップ選手の育つ環境づくりや沼津のフェンシングを象徴する世界レベルの選手輩出、裾野の拡大などを日本協会と連携して進めていきます。
サーブル種目でオリンピックに2大会出場し、日本代表コーチやJOCエリートアカデミーコーチを歴任、アメリカでの指導者の海外研修を積んだ長良将司氏を日本フェンシング協会から本市職員に迎え入れ、これらの取り組みを強力に押し進めていきます。
長良将司氏
<国内大会>
<国際大会>
<2006.4~2014.3>ナショナルチームコーチ
<2014.8~2015.7>JOC指導者海外研修
<2015.7~2019.3>ナショナルチームコーチ
鈴木穂波選手
沼津市のフェンシングの歴史は古く、昭和32年の第12回国民体育大会フェンシング競技の会場が、沼津西高校に決まったことをきっかけとして、市内高校に部活動が作られました。昭和29年に沼津西高校、昭和30年に市立沼津高校、昭和31年には沼津東高校、昭和55年には沼津学園高校(現:飛龍高校)にも部活が作られており、古くからフェンシングを行う土壌があります。
現在でも、沼津西高校、沼津東高校ではフェンシング部が活躍するほか、小学生大会や普及イベントの開催など、フェンシングに関する取組が盛んに行われています。
沼津市出身の注目選手として、燦々ぬまづ大使を務めている沼津西高校出身の鈴木穂波選手がおり、東京オリンピック出場に向けて頑張っています。