江原素六は天保13年(1842)に江戸で生まれ、明治維新に際して沼津に移り住みました。沼津兵学校や沼津中学校などを設立したほか、愛鷹山麓で西洋式の牧畜を導入し乳製品や羊毛を生産したり、茶を輸出する会社を興して茶の栽培を広めるなど、沼津の教育や産業の発展に大きな功績を残しました。衆議院議員・貴族院議員としても長年活躍し、社会の中で弱い立場にいる人々のための救護活動も行いました。江原素六の生涯と功績は沼津市明治史料館で詳しく知ることができます。 構成資産：明治史料館