令和6年7月1日使用分から下水道使用料が変わりました

公共下水道は、汚水・雑排水を下水道の処理場に集めて、きれいな水に処理してから、川や海へ放流する設備で、安全で清潔な生活環境の実現に寄与しています。
本市における下水道は未だ普及段階であり、下水道管の整備や既存施設の耐震化や長寿命化を継続的に推進していく必要があります。
これからも生活環境の改善等に向けて下水道事業を推進していくために、平成31年4月以来、5年ぶりに下水道使用料を改定いたしました。

• 新旧上下水道料金表（PDF：130KB）
• 令和6年7月1日からの上下水道料金早見表（PDF：164KB）
• 改定時の計算方法（PDF：962KB）

• ※清水町の下水道使用料については、清水町都市計画課下水道係（電話：055-981-8222）までお問い合わせください。

下水道事業の経営状況

普及区域の拡大に努めているものの、人口減少や節水意識の浸透などにより、下水道使用料収入の増加には至っていない状況です。
一方で、皆様の生活環境を保全・向上していくためには、引き続き下水道の普及拡大に努めるとともに施設の長寿命化や耐震化を進める必要があり、経営は厳しい状況にあります。

• 下水道・経営状況

審議会・市議会で審議

学識経験者や各団体からの推薦及び公募の委員で構成される「沼津市水道事業及び下水道事業経営審議会」へ経営状況を踏まえた適正な料金体系等について諮問し、全5回にわたる審議会を経て、令和6年7月から料金改定を行う必要があるとの答申を受けました。

• 水道料金及び下水道使用料の改定について、沼津市水道事業及び下水道事業経営審議会から市長へ答申されました

また、審議会からの答申をもとに、下水道使用料を改定する条例改正議案を、沼津市議会11月定例会に上程し、議決されました。

更なる企業努力

これまで、施設のダウンサイジングや統廃合の実施、また、施設運転の工夫による電気使用量の削減及び事務の効率化を図り、経費縮減に努めるとともに、職員数の削減等により、人件費の削減にも努めてまいりました。
今後につきましても、引き続き経費削減等による経営の効率化を図り、安全で清潔な生活環境の実現に向けた下水道事業の推進に努めてまいります。