駿河湾から徒歩10分圏内の場所でクラフトビール醸造所とバーを営む片岡さん。出身は秋田県でビール職人になるべく沼津市へ移住しました。沼津への永住を決めた理由や日々の生活等についてお話を伺いました。
「ビール職人になりたくて、当時沼津に本拠地があったベアードブルーイングへの就職をきっかけに沼津に移住しました。約8年間その会社に勤めた後独立しましたが、地元に帰るという選択肢はありませんでした。海・山・川が揃った豊かな自然と穏やかな気候、ビール作りには欠かせないおいしい水、首都圏へのアクセスも良い沼津が大好きなんです。沼津にきたその日に『あ、一生ここに住もう』って思ったんですよ笑」
各種メディアから取材を受け、地域からも愛されるビール職人となった片岡さんは、今日も海の近くの醸造所でビール作りに精を出しています。「沼津クラフト」と名付けたクラフトビールは、沼津というまちに深く根付き、少しでも地域活性化に貢献できればという願いが込められています。「開業する時から今まで、地域の方にはたくさん助けていただきました。他の地域から来たからって邪険にしないのは当たり前ですが、沼津市の方は本当にあたたかいんです。」
「醸造所で一緒に働く仲間は沼津で出会いましたし、サッカーが好きで仕事が終わった後は仲間とサッカーを楽しんだり、地域の方が一緒にお店を盛り上げてくれることもあるんです。移住してから満足いく生活を送るのに人との繋がりは大きな要素になるかもしれません。」
店内の写真や片岡さんの言葉からは地域との良好な関係がひしひしと感じられました。
お店を構えている千本地区が大好きです。海と川が目と鼻の先にあって、駅から少し離れているので静かだし、地域の方たちはあたたかいし。いいこと尽くしでめちゃくちゃ好きです。
移住を考える時「地域に馴染めるかな、友達出来るか不安だな」とか思うかもしれませんが、沼津の方は昔から、市外から来た人を本当にあたたかく迎え入れてくれるんです。だから、僕みたいにサッカーをやったりお酒を飲みに行ったり、自分の好きなことをやっていれば自然と知り合いは増えていきます。
仕事や住む地域が決まったら、もっと気軽に移住して大丈夫です。皆さんの移住お待ちしてます!