沼津市富士山火山防災マップ

「沼津市富士山火山防災マップ」とは

沼津市富士山火山防災マップは、活動火山対策特別措置法に基づき、住民の身の安全を確保することを目的として作成したマップです。
想定される火山活動により、どのような火山現象が起こり、どの範囲までどのような影響が及ぶのかをマップで把握し、日頃の備えや緊急時の避難に役立ててください。

「沼津市富士山火山防災マップ」の作成にあたり

令和3年3月に富士山火山の被害想定（※1）が見直され、溶岩流の流下範囲が拡大し、本市が火山災害警戒地域（※2）に指定されました。
これを受け、令和5年3月に富士山火山防災対策協議会（※3）が策定した富士山火山避難基本計画（※4）の避難方針を基に、本市用の防災マップを作成しました。

• （※1）被害想定見直しの内容　
  ・噴火口　44箇所　→　252箇所　
  ・大規模噴火による溶岩流の噴出量　7億立法メートル　→　13億立法メートル
• （※2）火山災害警戒地域とは、火山が噴火した場合に住民等に被害が生ずるおそれがあると認められる地域を指します。
• （※3）富士山火山防災対策協議会は、静岡県・山梨県・神奈川県の各行政機関等で構成され、富士山噴火時の総合的な避難対策等を共同で検討しています。
• （※4）富士山火山避難基本計画（静岡県ホームページ）

本市への主な影響について

• 溶岩流
  ・富士山の噴火口は252地点であり、本市に影響があるものは10地点です。
  ・溶岩流の流下については、15パターンが示されていますが、このうち本市に溶岩流が到達するのは1パターン（パターンD）で、噴火の位置や規模により、最短で18時間後～最長で57日以内に到達する想定です。
• 火山灰
  ・本市内の住宅地は2～10センチメートルの降灰が予想されています。降灰により、車の走行に支障が生じる場合があります。

沼津市富士山火山防災マップ

• 沼津市富士山火山防災マップ（表）（PDF：5,632KB）
• 沼津市富士山火山防災マップ（裏）（PDF：4,432KB）

このマップで掲載した各種火山現象は、同時に発生するものではなく一度の噴火で掲載した全ての危険が生じるものではありません。